読書「10年後の仕事図鑑」no5

読書「10年後の仕事図鑑」最後の解説になります。
本書は図鑑での仕事解説に留まらず、これからの時代を生き抜くための著者らしいメッセージが詰められています。

 

10年後の仕事図鑑

10年後の仕事図鑑

 

 

チャプター6

「ピュアな情熱に導かれた〝自分の人生〟を生きよ」

 

著者の考えが多数盛り込まれていました。その一部を感想を含め書いていきます。

 

リスクヘッジの副業に意味は無い」というコメントを堀江氏。

副業でなにかできることはないか考えていただけに、興味深い内容でした。

ここでは何を語っているのでしょうか?

 

おそらく、「二足のわらじ」を目指すほとんどの人は「本業」を食いっぱぐれのない「ライスワーク」として位置づけ、「副業」をほんとにやりたい「ライフワーク」と捉えているのだろう。ただ、僕からすれば、なぜ本当にやりたい仕事で人生を満たそうとしないのか、理解ができない。

 

「ライスワーク」とはご飯を食べるための活動、「ライフワーク」とは夢や自分の好きなことを追い求める活動のこと。「家族を養わなきゃいけない」「やりたいことも大事だが世間体も大事」そんな中途半端な思いで打ち込む「副業」とやらのクオリティなんて、まったく信用できない。と言っています。

ここで感じたことは今の「本業」がはたして夢や好きなことを追い求める活動なのか、いや違う。ということでした。

「ご飯を食べるための活動」を「夢や好きなことを追い求める活動」に変えることができれば素晴らしい。もしそうなれば辛いことにも立ち向かっていけるしモチベーションも湧いてくる。明るい想像は膨らむものの、いざ行動に移すには「今動くのが怖い」という逃げの思考が邪魔をしていました。


落合氏が「未来を生き抜く2つのパターン」の考えを紹介しています。

ブルーオーシャン的な考え方

◇プラットフォームに吸収されて、責任と生存戦略をコンピュータに任せる

 

これはどういうことなのでしょうか?

一つ目の「ブルーオーシャン」とは競合性の低い(競合相手がいない、もしくは少ない)未開発の市場のことで、他人と違うことをやるということですね。

2つ目の「 プラットフォームに吸収されて、責任と生存戦略をコンピュータに任せる」こちらはUverという会社を例に挙げて説明していました。

 

具体的にはUverの運転手は「どうやってお客さんを拾うか」と言う戦略と「そのサービスは最終的に誰の責任になるのか、それをどうやって運用していくのか」と言う責任をコンピューターに任せている。

 

他にも多数のメッセージが詰まっている本書ですが割愛させていただき、まとめたいと思います。

 

まとめ

 

本書を通じて著者たちが見ている未来について触れることができました。AIが得意な仕事は機械が請け負い、私たちは人しかできないことはなにかを探さなければならない。人しかできないこととはなにか、AIは既にデータとして存在するものを引っ張ってきたり、より適した回答をデータの統計から抽出することが得意で人間にはとてもかないません。しかし機械は動機を与えないと回答を導き出せないし、自ら考えて新しいものを生み出すことができない。であれば、そこを突いていけばよいのだというコンパスを得ることができました。

 

進む方向は見えてきました。私にはやりたいことがあります。

先日WEB構築のためWordpressの本を購入しました。しかしイメージ通りのサイトが本当に作れるのか、一部外注が必要な気がしますがいくらかかるかなど不安が多いです。しかし、これを機に「高齢化社会において、世の中に役立つ仕事」の実現に向け、更に構想を練り行動していきます!



堀江氏がこう言っています。

商売が成功する基本的な秘訣は1つだけだ。すなわち、成功するまでやり続けると言うこと。失敗したら、二度と同じ失敗をしないように再発防止策を取ればいいだけの事。チャレンジをすると、失敗することもあるだろう。ただ逆を言えばチャレンジしなくて成功もありえない。

 

一つご紹介して終わりたいと思います。

You Tubeに 「堀江氏の近畿大学での感動スピーチ」


【ホリエモン】堀江貴文氏、近畿大学に来る!ホリエモンから卒業生に向けての感動のメッセージ

 本書にも書かれている内容が含まれる、とても素晴らしいスピーチでした。

 

御覧いただきありがとうございました。

これからも皆さんに役に立つ内容を書いていきます。