関西のIT企業~深刻な人材不足
日経新聞に気になる記事を見つけました。
特に関西にお住まいの方でプログラミングに興味がありIT企業に就職したいと考えている方には朗報かもしれません。
「りそな総合研究所によると、20年に関西で必要とするIT人材の4.4万人のうち確保できるのは 41%にとどまる」
と掲載されていました。
大手企業が集中する東京に優秀な人材がどうしても流出しやすいので、こういう現象が起こっているそうです。人材不足とはよく聞くものの、どの程度足りていないのかボンヤリしてました。りそな総合研究所の推測値ではありますが来年の必要人数が41%しか確保出来ないとなれば働き手に優位性が生じると思います。
企業側は働く環境整備はもちろん、採用水準や給与見直しを行い働き手に有利な環境構築に動きだします。平均残業時間、休暇取得実績などオープンにしないと今の時代人が集まりません。その実績が反映されるのは来年ですから(改ざんすれば別ですが)企業側は急ピッチで取り組んでいると考えられます。
関西で不足するIT人材の裾野を広げる取り組みが始まる。社会人向けプログラミング教室を運営するインフラトップ(東京) は、今春にも関西に進出。プログラミング未経験者でもシステムエンジニア等として働けるように独自カリキュラムで指導した上、転職先を紹介する。
これはインフラトップの企業宣伝でしょうが、今後深刻な人材難を解消する動きが広がる中で先行して動いた人に優位性があると思いますので、関西でIT業界を目指すなら今がチャンスかもしれません。
しかし、先日のブログ読書「10年後の仕事図鑑」no2 で記述した“なくなる仕事・変わる仕事”のなかでも取り上げた「エンジニア」について“だれでもできるお仕事です”と表現されていて、あと10年もすればプログラミングができる人材が一気に増えるので(2020年からプログラミング教育が小学校で必修化になるため)給料は下がっていくだろうと推測していました。こうした流れのなかで高収入を稼いでいける人材になるには、AIにはまだ難しい領域「アート的感性やクリエイト能力」などが必要になってくると落合氏は言っています。
クリエイト能力といえば。いま読み進めている前田裕二(SHOWROOM社長)の著「メモの魔力」で
メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)
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“思いついたアイデアも人はすぐ忘れてしまう”と前置きしたうえで、メモを取ることでその時膨らまなかった創造がメモを見返すうちに新たな発想を生むことがあるというふうに記されています。メモを取り頭の中の情報を常に更新しAIに負けないクリエイト能力を身に着けていきたいです。
「メモの魔力」については後にアウトプットしていきます。
以上、新聞の記事を読んで感じたことをつづりました。
読んでいただきありがとうございました。