読書「10年後の仕事図鑑」no3

読書「10年後の仕事図鑑」の続きです

堀江貴文さんと落合陽一さんの著書です。

 

■チャプター2

「なくなる仕事・変わる仕事」

■チャプター3

「生まれる仕事・伸びる仕事」を

前回のブログで紹介しました。

 

タイトルの通り図鑑形式で紹介していますので分かりやすいです。

私も含め、この本を手にする方はこれが知りたいのだと思います。

 

本書は図鑑での仕事解説に留まらず、これからの時代を生き抜くための

著者らしいメッセージが詰められていました。

 

10年後の仕事図鑑

10年後の仕事図鑑

 

 


■チャプター4「お金の未来」

~マネーとしてのお金は廃れ、信用が価値を紡ぐ時代へ~

この章では、歴史から見るお金の本質やテクノロジーの変化により急速に広まる「世界のキャッシュレス事情」などについて紹介しています。

 

普段から現金を1500円程度しか持ち歩かない落合氏には共感します。


ATMを利用するたびにお金をすり減らしていることに疑問を持つ人は少ない。スマートフォンで会計ができる今、現金を持つことは盗まれるリスクしかない。もはや貨幣なんて現在の社会ニーズに合致していないことがよくわかるだろう。

 

国を挙げたキャッシュレス化推進は、日経新聞にもよく掲載されるようになりました。

 

私は既にキャッシュレスで生活していますが、割引きやポイントで現金決済より有利で便利であると実感しています。まだの方は世の中の流れですし、メリットも大きいうえに国のコスト削減だと思って、されてみることをオススメします。


さて、日銀が貨幣を作るのに一体いくらかかるのでしょう

気になったので調べてみました。

 

平成15年度(234.9憶円)

平成20年度(172.3憶円)

平成28年度(147.8憶円)http://財務省資料より

 

徐々に減ってるみたいですね、これすべて税金ですから!

少しでも経費を減らし国民の負担を減らして欲しいです。
ちなみに中国では急速にキャッシュレス社会が進み、露天商でもQRコードでの決済をが広がっているそうです。治安の問題も背景にあると思いますが、日本は大きく遅れていると言わざるを得ませんね。

 

★必読ポイント


「これからの時代、信用を貯めていればいつでもお金を得ることができる」と落合氏。
堀江氏も「結局、必要なのは、お金よりも信用なのだ。」と締めくくっています。

 

◇具体的な「信用」「価値」とはどんなものなのでしょうか

知名度」はわかりやすい信用=価値になる。何か自分が突出してできる「能力」や「スキル」も価値に変換できる。さらに「未来を予測するためのリサーチ=研究」も価値があるし、これらはお金が集まる要素になる。

 

著者は「知名度・能力・スキル」を持ち合わせているので私たちからすると「別世界の人」ですが、本書を読み進めればこれからの時代成功するためには「信用⇔お金」という概念を理解できると思いますし、その先に成功のチャンスがあると感じました。

 

そのほかにも「信用⇔お金」を紐づけるサービスも紹介しています。

 

VALUSNSのフォロワー数に応じて個人を評価し、その信用をもとに株式発行)

〇タイムバンク(その人の時間を売買する)

〇polca(支援を募ることができる)

 

polcaは最も身近なサービスかもしれません。

興味のある方は調べてみてくださいね。

 

御覧いただきありがとうございました。

 

次回はチャプター5

「日本の幸福と社会について」を紹介したいと思います。